鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
そして課長の手作り朝ご飯を用意してくれて食べた。
昨日食べ損ねた焼き鳥もあった。
料理は……旨い。
特に、この味噌汁。
「あの……とても美味しいです」
「そうか」
あれ?何だか気まずい雰囲気だぞ?
さっき変なことを言って抱き付いたから
怒ってしまったのだろうか?
いや、昨日の方が怖かった……。
じゃあ、何でそんなに不機嫌そうなんだ?
不思議に思いながら課長をジッと見る。
「生田。」
「ふぁっ、はい!!」
急に名前を呼ばれるから
変な声が出てしまった。
な、なんだ?
「後でメイクをしてやる。あとネイル。
デートするなら、気合いを入れるぐらいしろ」
えっ……えぇっ!?
どうしちゃったんだ!?課長。
私がデートするのも高守さんに会うのも
凄く怒っていたくせに。
課長の突然の発言に驚いてしまった。
「課長……変な物でも食べました?」
「あぁ?」
「いえ、何でもありません」
怖っ……やっぱり。
めっちゃ怒っているじゃん!!