過去ポスト
☆☆☆
全く眠れなかったあたしはいつもより1時間も早く学校に到着していた。
早朝の学校はとても静かで、教室には誰もいなかった。
椅子をひく音がうるさいほど響く教室で、あたしは夏が来るのを待った。
夏はきっと手紙を受け取ってくれている。
そして海へ行く事をやめてくれている。
そう願い、教室の戸をジッと見つめていたのだった。
全く眠れなかったあたしはいつもより1時間も早く学校に到着していた。
早朝の学校はとても静かで、教室には誰もいなかった。
椅子をひく音がうるさいほど響く教室で、あたしは夏が来るのを待った。
夏はきっと手紙を受け取ってくれている。
そして海へ行く事をやめてくれている。
そう願い、教室の戸をジッと見つめていたのだった。