今、君に伝えたい
こんなこと思いたくないけれど…







もしかしたら花音が…なんてことを考えてしまう。







人混みをかけ分けていくと、そこには…








「か、花音!!!!」








倒れこんでいる、花音の姿が見えた。




頭の周りには、少し赤黒い血が。




花音の前には、大きなトラックが。




花音の手には、ベキベキに割れているスマホ。




花音の耳には、イヤホンがささっていた。




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