今、君に伝えたい
支度を済ませ、8時15分に家を出た。





「うわっ」





ドアを開けた瞬間、冷たい風がぶわっと頬を撫でる。





「…よしっ」





今日は私のために学年集会が開かれるらしい。





そこで軽くみんなの前で話さなければいけない。






今日はいろいろ大変な1日になるだろうな…。





なんて思っていると、隣から「いってきまーす」という声が聞こえた。





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