今、君に伝えたい
なぁ、莉乃。





お前は俺の隣にいて楽しかった?





彼氏らしいこと、できなくてごめんな。





でも、ちょっと…ほんのちょっと。





莉乃のことを、好きになってしまったのかもしれないな…





ありがとう、莉乃。





俺は自分で、なんでこんなことを思っているのか不思議になったけど





目を閉じれば、長いようで短く、過ぎて欲しいようで過ぎてほしくなかった





そんな、3週間の思い出が 走馬灯のように蘇っていた。





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