今、君に伝えたい
疲れはしないけど、なんだか悔しいような、辛いような気持ちになる。







すると大きな道に出た。







大きな大人たちが私を避けてそそくさと歩いていく。







私のことをチラチラ見て、隣に歩いている人に耳打ちしている。






怖い…怖い…!







みんなが私のことを言っている






「___あの子誰?」





「___こんな遅い時間に。全くどうなっているんだ。」




「___中学生かしらね?」






その声はだんだん大きくなってきて。







私は思わず耳を塞いだ。






< 188 / 244 >

この作品をシェア

pagetop