今、君に伝えたい
「言いたいこと、わかるよね?」





「俺は付き合わないから。諦めて。」





いつもより冷ために断ってみる。





「話はそれだけ?もう帰るからな」





寒いし、何より結果は決まっているんだからはやく帰りたい。





特に話もなさそうだったから、くるっと元来た方を向こう…







「待って!」







気づけば佐山に手を握られていた。







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