今、君に伝えたい
すると、三階の窓に視線がいった。





特別棟の窓。





そこには、優と莉乃ちゃんがいた。





…なんであそこにいるんだろう。





すると、莉乃ちゃんの手が優の顔を固定した。





次の瞬間…………








「………えっ」





優と莉乃ちゃんの顔が重なった。





これって…………キス??




私は、その場を見ていぬふりをして 離れた。





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