君と星空を
そばにいてほしいのに
「ねぇ、ねぇ、隼人今度の夏祭り一緒に行こうね」
私が言ったのに隼人は答えてくれなかった。
「ねぇ、隼人聞いてる?」
「あっ、ごめん、由夏」
隼人は一瞬、悲しそうな表情をした。
「何?隼人どうしたの?」
「ううん、何でもないよ。」
隼人はそう答えた。
最近、時々、隼人はこうなる。
最近、見かけるこの表情。
私がいるのに気持ちはそこにないような
何か考えているような
悲しいそうな表情。
どうしたのかな?
気のせいかな?
心配になった。
「そうだ。もうすぐだね。夏祭り一緒に行こう。」
いつもの隼人に戻ったから安心した。
やっぱり、考えすぎだったのかも。
嫌なことが起きないといいけど……………。