君と星空を
突きつけられた真実
隼人と別れてから半年あまりが経過した。
隼人と過ごした
1年半という時間は私にとても重要な時間だった。
何で私がこうならなければならなかったのか。
何度も何度も考えたが、隼人が私と別れた理由も
隼人の気持ちも
全くわからなかった。
それでも、隼人がそばにいないという現実を
受け入れようと頑張った。
その現実を忘れるために勉強も頑張った。
だから、ここ最近、成績が伸びてきている。
それでも、隼人と一緒じゃない毎日は
面白くもなんともなかった。
何もわからないまま、ゆっくりと時が流れていく。
どうにかして隼人のことを忘れようと必死だった。
ふとしたときに隼人のことを考えている自分が嫌に
なった。