君と星空を
高校1年生の冬も終わり、2年生になった。
クラス替えがあって
志帆と利沙と一緒になった。
最高の気分だった。
隼人とは違った。
私はそれで良かったのだと自分に言い聞かせた。
2年生になってからは更に勉強が忙しくなって
遊んでいる暇もなくなった。
休みの日は図書館で志帆と利沙と一緒に
勉強した。
他にも学校の行事とか忙しくて
もう、隼人のことなんて考えている余裕はなかった。
慌ただしい毎日が過ぎていった。
気づけば6月半ばだった。
隼人と別れてから約1年が経とうとしていた。
私はそんなことも忘れて
毎日を過ごすことに必死だった。