凍ってしまった王女の心
第一章 凍った心
むかし、むかしマリーナという一人の王女がいました。

マリーナは、北の国の王女で心が優しくとても美しく北の国や国民を愛し、また愛されていました。

ある日、マリーナに新しい母親が出来ました。
マリーナの実の母は、マリーナが生まれた後、すぐに亡くなってしまったので母という存在を少し嬉しく思いました。

マリーナの新しい母親は、とても美しく優しかったので自然に新しい母を好きになっていきました。

しかし、マリーナの新しい母親の方は、違いました。

とても美しくて誰からも愛されているマリーナをだんだん憎むようになってきました。

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