凍ってしまった王女の心
そしてある日、眠っているマリーナに新しい母親は、思っていることと反対の事を言ってしまう呪いをかけました。

「ふふふ、これでマリーナは、誰からも愛されなくなる。」

そうです。マリーナの新しい母親は実は、魔法が得意な魔女だったのです。

マリーナは、自分にその呪いがかけられていることに気がつきました。

その事に気がついたのは、大好きな親友とただ話していただけなのになぜかとても怒られたからです。そこで前に本で読んだ「思っていることと反対の事を言ってしまう呪い」の存在を思い出しました。

そしてマリーナは、口を固く閉じてしまいました。

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