凍ってしまった王女の心
ネロも、今までの辛さが涙になってあふれでたのか。大泣きしていた。

「俺の事、異質だと思わないの?」

「私のほうが異質だよ。褒めようとしたら悪口出てきちゃうんだもん。」

「はは、お互い様か!」

「そうだね」

「ねえ、ネロ」

「ん?」

「これからも一緒にいてくれる?」

「あー!先越された!」

「え?」

「俺と結婚してください!」

「っ!もちろん!!」

そして1年後

「ふふっ、ネロに似てる男の子かなぁ」

「いや、案外マリーナに似てる女の子だったりして、そしたら絶対可愛いだろうなぁ」

マリーナのお腹に新しい命が宿った。

「ネロ」

「なに?」

「愛してる」

「俺も、愛してる。マリーナ」

この幸せは、尽きることなく永遠のものとなるように



HAPPY END
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