豹変カレシのあまあまな暴走が止まりませんっ!
「かしこまりました。注文しておきます。それでは、型番の詳細を総務のメーリングリスト宛にお願い致します」
「かしこまりました。業者を手配して、日程が決まり次第ご連絡致します」
「かしこまりました。それでしたら倉庫に残っているかと思いますので、午後お持ちします」
事務仕事、つまりは雑用だ。
ひっきりなしにかかってくる電話。
やれインクが切れただの、パソコンが壊れただの、付箋が足りないだの。
月曜の午前中は特にだ。みんな厄介事を土日に貯め込んでいるのだろうか? ああ、疲れる。
頃合いを見計らって、ひと息つくことにした。続きを先輩に任せて、マグカップ片手に給湯室へと向かう。
給湯室には、先客がいた。
「お。水城ちゃん。お疲れさま」
仏様のような朗らかな笑顔で挨拶してきたのは、営業部の木嶋さん。
私より5つ年上の彼は、部署は違うものの、新人の頃から良くしてくれる先輩の一人だ。
「あ、お疲れ様です、木嶋さん!」
彼のほんわかした雰囲気に、思わずこちらも笑顔になる。
ほんわかしているのは、笑い方や口調もそうなのだが、体型もそう思わせている要因に違いない。
太っているとまではいかないものの、ちょいぽっちゃり――きっと私と同じくらいのデブ指数だろう。
お互いスイーツ好きということもあり、親近感が湧く。
「かしこまりました。業者を手配して、日程が決まり次第ご連絡致します」
「かしこまりました。それでしたら倉庫に残っているかと思いますので、午後お持ちします」
事務仕事、つまりは雑用だ。
ひっきりなしにかかってくる電話。
やれインクが切れただの、パソコンが壊れただの、付箋が足りないだの。
月曜の午前中は特にだ。みんな厄介事を土日に貯め込んでいるのだろうか? ああ、疲れる。
頃合いを見計らって、ひと息つくことにした。続きを先輩に任せて、マグカップ片手に給湯室へと向かう。
給湯室には、先客がいた。
「お。水城ちゃん。お疲れさま」
仏様のような朗らかな笑顔で挨拶してきたのは、営業部の木嶋さん。
私より5つ年上の彼は、部署は違うものの、新人の頃から良くしてくれる先輩の一人だ。
「あ、お疲れ様です、木嶋さん!」
彼のほんわかした雰囲気に、思わずこちらも笑顔になる。
ほんわかしているのは、笑い方や口調もそうなのだが、体型もそう思わせている要因に違いない。
太っているとまではいかないものの、ちょいぽっちゃり――きっと私と同じくらいのデブ指数だろう。
お互いスイーツ好きということもあり、親近感が湧く。