豹変カレシのあまあまな暴走が止まりませんっ！

昨日の夜も、夕食を食べてしばらくしたら解散で、特に男女のアレコレもなく、恋人らしからぬ夜を過ごした。

いや、別に期待している訳じゃないよ？

でもさ、ほら、付き合おうっていうからには、なんかそういうことがあるのかなぁなんて思ったりするじゃん？
変に勘ぐって、勝負下着着けてみたり、肌のお手入れ頑張っちゃったりするわけだよ。
『ぶちゃ』でも一応、女の子だからさ。

つか、勝負下着って結構高いんだよ、お値段が。
来るかも分からないエックスデーに備えて毎日着ては洗濯、着ては洗濯って繰り返してたら、お披露目する機会に恵まれないまま、あっという間にボロボロになっちゃうよ。それじゃあ下着も浮かばれないよ。

それに、どんなに可愛い下着を身に着けても、彼の注意ははみ出たお肉の方にいってしまいそうだし。
そんでもってきっと『酷い贅肉だな』とかぬかすんだ。

あー、考えただけで嫌になってきた。
こんなわけ分からない関係、早々に解消してもらおう。その方が気が楽で済む。


そんなことを悶々と考えながら、今日は月曜日。満員電車に揺られて会社へと向かった。