好きになってた〜先生と私〜
「聞きたいから聞いてるんです!」
長谷川さんは、じーっと先生を見てて。
私より何倍も…比べ物にならないくらい
先生が好きなんだなーって思う。
「しゃーないなぁ
まぁほとんど学校やったな。
25日は彼女が家来て一緒に過ごしたけど」
25日…って、え?
それって…
「1日一緒だったんですか?」
声が震えてるよ!長谷川さん!
「せやな。13時から夜まで!
彼女、会ってくれたんは良かったけど…
眠いゆーてずっと寝てた」
はははっと笑い飛ばして話してる先生。
ねぇだけどそれってさ…
「なんですかそれ!
ずっと寝てたって…彼女さん先生に飽きたんじゃないんですか?」
は、長谷川さん…
そんな事言わないで……
「それがな飽きてないねん〜
起きて俺のとこきて見つめてきよってな〜
帰ろか言うたら、寂しい目しとったわ〜」
ニヤニヤしながら話してるけど…
そんな寂しい目なんかしてないもん!!
ちょっと、え…って思っただけで。。
「でも、その日結局帰っただけだったんでしょ?プレゼントとか交換しなかったんですか?」