好きになってた〜先生と私〜
そういや、プレゼントとか交換してないよね。
カップルとかじゃないし…てか
先生と生徒だし!!!



「ガキやなぁ。プレゼントなんて要らへんねん!プレゼントで釣られるような女はアカンし
そんな男もアカン。
一緒におって、自然に自分が出せる人がええねん俺は!」



「自然ってなんですかーー?」


日比野君も質問者になって…。


「俺の自然は
屁がこけたり、彼女の前でカッコ悪い感じになっても彼女は笑い飛ばしてくれたり。
逆に、彼女がカッコ悪い感じになってたら
アホやなぁって笑い飛ばしたり!!

お互いカッコつけたまんま生きてたら
息詰まって死んでまうわ!」




「…その彼女とは自然なんですか?」



長谷川さんは泣きそうな目で先生に質問した。



「せやな。自然やな!
あいつが寝てる時、密かに好きやなっておもたもん」




え…



「俺はこいつが…好きやなぁって」




先生…?



「守ってやりたいなって」



……



「一緒におりたいってな」





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