好きになってた〜先生と私〜

「そやったんかぁ
気使わしてごめんな」


俺が謝ったと同時に


キーンコーンカーンコーン



鳴り響くチャイム


雪山は何も言わずに自分の席へと戻っていった



よーし。切り替えろ!俺。
ティーチャーモード、スイッチオンやぞ!


1時間目はRHR。
皆が冬休みどう過ごしたかとか聞く時間と
冬休み宿題提出!

俺は、皆の雑談聞いてる方が楽しいから
ちゃっちゃと宿題提出させて
できてへんやつに冬休みせなあかん分のプリントを放課後までにしろよって渡すんや〜


早く雑談を始めたい俺は素早く宿題提出するように生徒達に声をかけて
後ろの席の奴が前に前にと
プリントを集めて行く。


数を数えてページ数見て

え?ヤバ。今回皆、ちゃんとやってきてるやん


全員提出とか…俺見たん初めて…


「皆、凄いやん!よくやった!
30分間、俺に冬休み何したか教えてくれよ」


ニッカニッカして笑ってまう。

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