好きになってた〜先生と私〜
嬉しすぎてハイテンションな俺。


すると、俺の事が好きな生徒の長谷川が
ぶっこんだ質問してきて。


「逆に先生はなにをしたんですか?」


ごっつい真剣な目で俺をみてくる
声のトーンも何したか本気で知りたいねん!みたいな、、


「え〜やだ〜!そんなに俺のこと知りたいん?」

体をくねくねと左右にくねらせて
わざと照れたフリ。


「聞きたいから聞いてるんです!」



お、おおお…
め、目が怖いぞ長谷川…

こいつは3年間ずっと俺にアタックしてきてくれてる生徒。

一目惚れしました。言うて
1年の体育祭の時に告ってきたんやけど

勿論断って。

他の生徒と一緒で諦めて同級生と付き合うやろおもてたら、まさかの諦めてへんっていうな。


性格もいい子やし顔も全然悪くないし
噂では可愛いって聞いたことあるくらいやけど…


なんで俺?ってめっちゃ思う


3年間俺を好きでおってくれたってほんまに有り難いこと。

けど、ほんまはちゃんと、相手を見つけて
その人を好きになってほしいって思う。


「しゃーないなぁ
まぁほとんど学校にやったな。
25日は彼女が家きて一緒に過ごしたけど」



長谷川からの質問に答えた俺やけど…

ちょい待て、彼女…ちゃうやろ
いやでも、生徒たちには彼女と過ごすって冬休み前に話したし…

嘘が嘘を呼ぶ感じやなこれ…


チラッと雪山を見るけど

あ、やっぱり。
目まん丸やであいつ
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