先輩と隣の三木くん
教室に入ると、昨日と比べクラスがにぎやかになっていた。
「木下さん、おはよ!」知らない女の子が声をかかえてくれた。
「あ、おはよ!えっと・・・」
「あ、ごめんね。私、みなみっていうの!よろしく」
みなみちゃんか、可愛い子だな。
「あかねです、よろしくね」私は軽く自己紹介した。
よし、この調子。頑張れわたし!
自分の席に向かうと春がいた。
「おはよ~あかね」
「あれ、三木くんまだ来てないんだね」
昨日居た三木くんが今日はまだ来ていないようだった。
「あぁ。和真朝弱いからね~まだ寝てるんじゃない?」
「あ、そうなんだ。意外(笑)なんか、馬鹿みたいに朝から元気なイメージだった体操のお兄さんとかやってそうな(笑)」
そういうと、春が爆笑し始めた。
二人で涙をためながら笑っていると後ろから咳払いが聞こえた。
「誰が、馬鹿だと!?誰が、体操のお兄さんだって?」
そういうと私の頭を拳でグリグリっとした。
「い、痛い痛い。ごめんって三木くんやめて」
私は必死に三木くんに謝罪した。
「人の子と悪く言いやがって~あかねちゃん今日罰ゲームね」
「え?なに、罰ゲームって?」恐る恐る聞いてみた。
「今日一日俺の言いなり~」
三木くんは満面の笑みでそう答えた。私にはその顔が悪魔のように見えた。
「でた、あかねご愁傷さま(笑)」
「笑ってる場合じゃないよ!何とかして!」
私は必死に春に助けを求めた。
「ごめん、こればっかりは無理だわ、巻き込まれるの嫌だ」
「えーーひど!!」
裏切られた!昨日の男気はどこに行ったんだ!?
にやにやしている三木くんを私は悪意を込めて睨んだ。
「もーこれは決まったころだからね?はい、諦めな(笑)」
最悪の日だ。なんなんだ一体。子供っぽい三木くんの言いなりとか何を言われるか知れたもんじゃない。長い一日になりそうだ
「木下さん、おはよ!」知らない女の子が声をかかえてくれた。
「あ、おはよ!えっと・・・」
「あ、ごめんね。私、みなみっていうの!よろしく」
みなみちゃんか、可愛い子だな。
「あかねです、よろしくね」私は軽く自己紹介した。
よし、この調子。頑張れわたし!
自分の席に向かうと春がいた。
「おはよ~あかね」
「あれ、三木くんまだ来てないんだね」
昨日居た三木くんが今日はまだ来ていないようだった。
「あぁ。和真朝弱いからね~まだ寝てるんじゃない?」
「あ、そうなんだ。意外(笑)なんか、馬鹿みたいに朝から元気なイメージだった体操のお兄さんとかやってそうな(笑)」
そういうと、春が爆笑し始めた。
二人で涙をためながら笑っていると後ろから咳払いが聞こえた。
「誰が、馬鹿だと!?誰が、体操のお兄さんだって?」
そういうと私の頭を拳でグリグリっとした。
「い、痛い痛い。ごめんって三木くんやめて」
私は必死に三木くんに謝罪した。
「人の子と悪く言いやがって~あかねちゃん今日罰ゲームね」
「え?なに、罰ゲームって?」恐る恐る聞いてみた。
「今日一日俺の言いなり~」
三木くんは満面の笑みでそう答えた。私にはその顔が悪魔のように見えた。
「でた、あかねご愁傷さま(笑)」
「笑ってる場合じゃないよ!何とかして!」
私は必死に春に助けを求めた。
「ごめん、こればっかりは無理だわ、巻き込まれるの嫌だ」
「えーーひど!!」
裏切られた!昨日の男気はどこに行ったんだ!?
にやにやしている三木くんを私は悪意を込めて睨んだ。
「もーこれは決まったころだからね?はい、諦めな(笑)」
最悪の日だ。なんなんだ一体。子供っぽい三木くんの言いなりとか何を言われるか知れたもんじゃない。長い一日になりそうだ