年下彼氏とSweet Life
渡された紙袋を持って、隣の小部屋に入り、中身をだして、驚いた。
すけすけの白いブラウスに、超ミニスカート。
これを着るの?一体聖は、いつ用意したのだろう。
これがお仕置きなら、従うしかないかあ。
私は、覚悟を決めて、着替えた。
着替えて、元の部屋に戻ると、聖が嬉しそうに、
「泉、似合うよ。いつも思うけど、泉の足は形がよくて綺麗だね。」
「そ、そうかな?」
小学生を前に、恥ずかしがる自分に呆れるが、そう思わせないのが、聖なのだ。
私は、足より、ブラが透けて見えるブラウスの方が気になる。
「余り、じろじろ見ないでよ。」
「駄目だよ。僕のためにもセクシーな格好をしてくれなきゃね。さあ、食事にしよう。今日は、途中で配膳されないメニューを頼んであるから、ゆっくり過ごせるよ。」
この段取りのよさは、誰が教えているのか、聖は、本当に不思議な子だ。
大人なのか、子どもなのか、わからなくなる。
子どものように、思い切り甘えたちゃんになる時もあれば、今日のように大人の行動をとる時もある。
兎に角、難しく考えないで、目の前の食事を美味しく頂こう。