年下彼氏とSweet Life
その日の夜は、近くのホテルのディナーへでかけた。
祖父母たちは、そのままラウンジで飲むと言うので、俺と泉は、帰ることにした。
泉がレストルームに寄るからと、俺は、ロビーで待っていた。
なかなか来ない泉。
心配になった俺は、レストルームへ行ってみた。
レストルームの近くでは、二人の男性に囲まれ、壁際に押し付けられている泉を発見した。
俺の泉に、何をするんだ。
俺は、低い声で、
「何をやっている。」
と言いながら、男性と男性の身体の間に手を滑り込ませ、泉の腕を引っ張った。
泉を、背中の後ろに
「こいつは、俺のだから。」
と、再び低い声でゆっくりと、二人に言った。
「へぇ、まだ子どもじゃないか。」
「子どものくせに、出てくるんじゃないよ。」
「もう、お寝んねの時間は、過ぎてるよ。」
「早く、部屋に帰って寝なよ。」
と諦めずに、泉に手を出そうとした。