年下彼氏とSweet Life


そのまま、立ち去ればいいものを、馬鹿な奴等だ。

俺は、一人の男性が出してきた腕を受け止めたと同時に、ひねりあげた。

「いててて。」

もう一人が、

「お前、何するんだよ。」

と、止めにきた。その男性に向かって、掴んでいた男性をぶつけてやった。

二人は、勢いよく、横倒しになり、床に転がった。

そこに、レストルームに入ろうと歩いてきた女性が、『誰か!早く、来て!』と、叫んでくれたので、ホテルのスタッフが来てくれて、事なきを得た。

この事で、俺は、決して泉のそばを離れまいと、決心した。
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