年下彼氏とSweet Life


いつも、祖父母といると感じるのは、信頼し睦み合ってるなあと言うこと。

私も、結婚したら、二人のようになりたいなあ。なんでも一緒にやって、労り合って、笑って暮らしていきたい。

それを考えると、そばには聖にいてほしいと思う。

でも、私に縛り付けることはしない。

彼には、まだまだいろいろな出会いがあるはずだから。

いつも、どこかで、聖とのことは、セーブしている。

別れがきた時、自分が傷つかないように。

だって、こんなに長い時間を一緒にいて、別れたら辛くないわけがない。

もし、聖が私から離れていったら、私はどうなるか、想像しただけで、悲しくなる。

そんな気持ちを、聖に悟られないようにするのが、精一杯だ。

重い女には、なりたくないのだ。
< 33 / 103 >

この作品をシェア

pagetop