年下彼氏とSweet Life
泉の受験日、朝、俺は泉の家を訪ねた。

どうしても、励ましたかったから。




そして、発表の日、俺は学校を休んで、一緒に見に出掛けた。

喜びも、悲しみも、共に味わいたかった。

見事、泉は合格した。

大丈夫だとは、思っていたが、こればかりは、誰も保証してくれない。

よかった!

これで、泉は、前に進んでいける。

後は、俺の将来を見つけなければ。





果たして、俺に会社の経営が向いているのが、どうか。

会社を継いでも、つぶしてしまう可能性だってある。

泉と、安心して暮らしていくために、俺は、何ができるのか?

???ばかりの俺を、自分自身が、情けなく思う。
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