年下彼氏とSweet Life
俺は中学2年、泉は、大学1年になった。
相変わらず、仲良くやっている。
両親たちも、こんなに続くとは、思ってもいなかったらしく、驚いている。
それって、俺を、信用してないのか。
泉は、大学が楽しいらしく、いろんな話をしてくれるが、聞いただけでは、わからないことがたくさんあった。
そう言う時は、やはり寂しく感じてしまう。
同じ大学生だったらと、思う。今までもそうだった。
しかし、言っても仕方のないことを、ウジウジと考えるのは、止めよう。俺らしくはない。
二人で最近、凝っているのが、料理だ。
それも、アイディア料理。
ポピュラーな料理に一工夫して、美味しく頂こうと、二人でキッチンに立つ。
二人でやれば、何事も楽しいものだ。
料理の批評は、俺の母親だ。
専業主婦だから、料理も得意で、なかなかに厳しい。
目下のところ、母親を唸らせるのが、目標だ。
二人で、頑張るぞ。
その頃、母親が泉に、将来は俺の嫁さんになってほしいと言っていたことを、俺は後から聞いた。