年下彼氏とSweet Life
夏休みになり、泉と花火大会にいくことになった。
人混みの中を歩くのは、泉には、きつくはないかと、いろいろ考えた。
ちょうど、祖父の会社の一つが、花火大会の会場近くにあり、社員が屋上で見るのが恒例になっているらしい。
俺は、祖父を通して、お願いしてもらった。
会社のほうでは、快諾をしてくれて、ほっとした。
花火大会の日、いつものように泉を迎えにいくと、浴衣姿の泉に驚いた。
その色っぽい、女らしい雰囲気に、俺の心はすっかり泉に持っていかれた。
そして、以前から考えていた、泉を自分のものにする気持ちが、一気に溢れ出した。
俺は、来年18才になったら、泉を貰おうと思っていたが、もう待てない気持ちが一杯になってしまった。
思いきって、今年の俺の誕生日に欲しいと伝えると、泉は、恥ずかしながらも、承諾してくれた。
俺は、天にも昇る気持ちだった。