夜の甘やかな野望~White Night~
4.
*
「さ、着替えよっか」
宗忠は朗らかに言ってベットから出ていく。
もう、この人の体力はどうなっているんだ。
倫子はベッドの上でぐったりとしていた。
散々、淫らな態勢をとらされた。
っていうか、もう卑猥っぽい。
外見は王子、振る舞いは紳士。
なのに。
「倫子さん?」
のろのろと倫子は体を起こした。
ヨガとかで柔軟性を鍛えよう。