2次元と現実
「ねー、姫ちゃん私たちと青春しようじゃないか。」

「いやいや、しねぇよ。それと姫ちゃんはやめろよ。てか宇佐ってそんなキャラだったか?」


「口数の多いやつね。普段はずっと黙ってるくせに。あ、喋り相手がいないのか。」

ツーンとすみれが言う。

「…ズカズカ人の地雷踏むんじゃねぇよ。理科の実験でオブラート使った事ねぇのかよ。そうだよ。いねぇんだよ。」

隼姫はふてくされたように言った。
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