イヌの幼なじみ
「ヒマリ…飯でもくおうぜ。」

「めし?」

「ご飯のことだ。」

メシはご飯…

なんかかっこいい。

「俺はな料理が大の得意なんだ!

絶対うめえぞ!!」

そう言ってにかあっとユキくんは笑った。

慌てたり、思いっきり笑ったり…

感性が豊かな人だな。…じゃなくてイヌ。

ヒマリより、人間らしいのはなんででしょう。

「…ユキくんは掃除できるし料理できるし

ほんとは人間なの?」

「んんんんなわけあるけーな!!?」

「そうなんだ。」

「いや…うぅん…」

その声気持ち悪い。

「そんな冷たい目で見ないで…」

私はそんな目をしてたのか。

呆れると冷たい目をするのか。
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