* 恋愛ジャンキー *




「あっ、いや、違う。
ふ、フリでいいんだ!付き合ってるフリ!!」


「フリ...?」



少しシドロモドロになりながら夾が提案してきた。




「うん、そしたらくーちゃんに言い寄ってくる男も多少減ると思うから
さっきみたいに怖い思いすることもなくなると思うし、俺はくーちゃんにとって唯一触れられる男でしょ?」



「そうだけど…」




「だから彼氏役としてくーちゃんの男嫌いが少しでもよくなるように手伝えると思うし!
考えておいて...?」



「わかった…」




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