* 恋愛ジャンキー *




「くーちゃん。それ…本当…?」


「本当だ…っ」





最後まで言い終わる前にあたしは
夾の腕の中へと引き込まれていた。




ふわりと夾の香りがして落ち着く…。







「もう1回…。」


「え?」



「もう1回好きって言って。」





背中へ夾の腕がまわる。



ぎゅっと強く、だけど優しく抱きしめてくれる。




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