海の音〜第一章〜
仁「…止めることはできんたんじゃ?」
奏多「出来ないだろ。今回のことと言い、城島の執着は凄いからな。それだけ恨みを買ってる訳さ。
次は海かもしれない。」
仁「…海さんの存在は知られてないんじゃ…」
奏多「いや、城島の事だから知られてるだろう。
ただ、正直波さんの死に対して、俺は城島本人が波さんを殺したんじゃないかと思う。」
仁「…城島本人が?」
奏多「あぁ。太陽さんは何も教えてくれないが…
でも城島が波さんを殺したとしても、なんで海が今組内であぁいう状況下に置かれてるのか分からない。
海が波さんの死に対してどんな事に関わっているのか…」
仁「…まぁ、何かしら関わってることは明白だな。まぁ一緒に住むんだろ?そのうち分かるだろう。」
奏多「…あぁ。」
それならいいが…いつかはきっと真実が明らかになる時が来るはずさ…
海もきっと救われる…きっと