海の音〜第一章〜
奏多「それから…学校はどうする?」
海「え、あ…学校。」
奏多「行きたくないなら無理には進めない。海が自分で決めろ…」
海「あ…来週から行きます。卒業はしたいので…」
奏多「分かった…
匠、お前の弟どこの学校だったか?」
匠「拓也は早瀬学園です。」
海「え、早瀬学園なんですか?」
匠「はい。海さんと同じですね?」
海「はい。」
匠「高3なので、同じ年ですよ?」
海「あ、知らなかった…」
奏多「守ってあげてくれ。」