海の音〜第一章〜


奏多「それから…学校はどうする?」

海「え、あ…学校。」

奏多「行きたくないなら無理には進めない。海が自分で決めろ…」

海「あ…来週から行きます。卒業はしたいので…」

奏多「分かった…
匠、お前の弟どこの学校だったか?」

匠「拓也は早瀬学園です。」

海「え、早瀬学園なんですか?」

匠「はい。海さんと同じですね?」

海「はい。」

匠「高3なので、同じ年ですよ?」

海「あ、知らなかった…」

奏多「守ってあげてくれ。」


< 137 / 221 >

この作品をシェア

pagetop