海の音〜第一章〜


海「…仲いいんですか?」

奏多「ん?あー。仲はいいと思う。親父は親父って言うよりかは男として尊敬してる部分が多いな。」

海「うわー!なんかいいですね!」

奏多「ハハ…なんだその反応ハハ」

海「///え、なんでそんな笑うんですか…」

奏多「ごめんごめん。なんか面白くて。ハハ
あ、親父たちに会ってみるか?
俺ら家族は男ばっかだから母さんが喜ぶぞ。」

海「男ばっかって…一人っ子じゃないんですか?」

奏多「あぁ。ちげーよ。下に1人弟がいるよ。海より2個上かな。」

ん?2個上って…

海「あれ?奏多さんって、何歳なんですか?」

奏多「あ、言ってなかったっけ?俺は26だよ。」

海「私よりも8個上なんですね…大人…」

奏多「ハハ大人って。」

海「(ボソッ)私も早く大人になりたいな…」

奏多「…」


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