海の音〜第一章〜
海「……どうして私なの?皆清龍の姫になりたがってるんじゃない?その子達にならしてあげなよ…」
悠人「俺らの事そんな風に見てんの?」
海「えっ!?(ビクッ)」
悠人「あいつらは…近寄ってくる女たちは皆、外見しか興味のねー奴らだよ。中身は全く見てくれねー。
俺らの清龍っていう肩書きしか興味ない。
お前も結局、見た目だけで判断するんだな?」
海「…そういうつもりで言ったんじゃない…私は本当に誰とも関わりたくないし、普通に卒業したい。」
悠人「…ごめん。言いすぎた。
守ってやる。お前を、苦しめてるその暗い何かから、守ってやる。必ず。」
守ってやる…必ずって言ったのに…
海「……会うだけ…会ってみたい…」
悠人「あぁ^^ありがとう。」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - -