海の音〜第一章〜


家に着いた途端、一気に疲れが押し寄せてきて
もう何も考えることができず、奏多さんの存在も忘れて寝室へ向かった。

ベッドへダイブをして、今日の事を思い出していた。

…もう、学校に行きたくない。ただそう思った。
俊くんにも沢山迷惑をかけてしまった。
俊くんは、チームを抜ける覚悟はあると言っていたけれど、俊くんにとって清瀧はとても大切な場所…。
私がその居場所を奪う資格はないし、奪いたくない。

はぁ…。色々あったな。本当に…。
あ、ご飯…あ、奏多さん…

起きよう

海「!!!??きゃー!!」


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