海の音〜第一章〜
輝「海さんに聞かず、太陽さんにでも聞けばいいじゃないですか?太陽さんは真実を知っていながら海さんを苦しめているんですから」

奏多「…あ?」

海「…や、やめてください…」

輝・奏多・仁「…」

海「あの事件について、私は何1つ話すつもりはありません。真実を知ったところで母は帰ってきません。それを皆さん知ってるから…」

仁「…あなた、悲劇のヒロイン演じてるんですか?」

海「…え」
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