キャンディー
やっぱり 行きたかった所だけあって 最高なフレンチの店だった。



「わぁ〜凄く素敵な店〜ゆりえ こんな店 よく来たりするの?」



「ここまで 素敵な店は初めてだよ…」



シャンパンで乾杯し食事を楽しんでいると 見かけた人が店に入って来た



「!!!」


あの 憧れの大澤洋だった!



「あれ…大澤洋じゃない ?!」



私が固まっていると みほが小声で言ってきた。



「う…うん…」



「ゆりえ…ファンだったよね!?凄いじゃなーーい!」



「ど…どーしよ…」



大澤洋はスタッフらしき人達と4人で来たのだ。



彼らは 私達から 少し離れた席に座った。けど、私から 大澤洋は バッチリ見えていた!



私は 大澤洋の事が 気になって食事 どころじゃなかった



「ゆりえ…サインもらいに行けば?」



「そんな非常識な事できる訳ないでしょ…」



でも 喉から手が出る程 サインは欲しかった…
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