奪いとれっ!!
「もう、ビックリさせないでよっ」
持っていたカバンで遼さんを思いっきり叩いちゃった。
ホッとしたのと同時に何だかムカッとしたから。
「痛ってえな、なんで叩くわけ?」
無理ないじゃん。
昨日の恐怖がよみがえったし。
でも、ビクビクしながら生活するのも嫌だから一人で頑張って歩いてたのに。
とにかく、遼さんが悪い!!
────だけど.....この人も男なんだよなぁ....。
昨日の連中とは違うけど....でもちょっと複雑で....。
「ん?さっきからなんで俺の顔見てんの?」
「.....別に....」
「俺がイケメンすぎるからかっ?」
「違うって」
「おい、それってイケメンを否定してんのか?」
あー、もう面倒くさいよぉ。
持っていたカバンで遼さんを思いっきり叩いちゃった。
ホッとしたのと同時に何だかムカッとしたから。
「痛ってえな、なんで叩くわけ?」
無理ないじゃん。
昨日の恐怖がよみがえったし。
でも、ビクビクしながら生活するのも嫌だから一人で頑張って歩いてたのに。
とにかく、遼さんが悪い!!
────だけど.....この人も男なんだよなぁ....。
昨日の連中とは違うけど....でもちょっと複雑で....。
「ん?さっきからなんで俺の顔見てんの?」
「.....別に....」
「俺がイケメンすぎるからかっ?」
「違うって」
「おい、それってイケメンを否定してんのか?」
あー、もう面倒くさいよぉ。