奪いとれっ!!
獅倉くんは呆れたようにため息をついた。


「あんた隙だらけだし、人を信用しすぎだよ」


「そ、そうですか?」


「知らない人間の家に入るの不安じゃなかった?」


「.......」


えーと。


あまり不安は感じなかったんだけど.....。


獅倉くん信じてたし。


雨降ってて外寒かったし。


これってダメなことなのかな?




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