もう一度だけでも逢えるなら
「ねえ、まなちゃん。お散歩に行こうか」
「にゃあ」
まなちゃんが何て言ったのかはわからないけど、独自の判断で、お散歩に行くことに決定。
朝ご飯をしっかり食べて、今日は珍しくお弁当を作ってみた。
玉子焼きと明太パスタだけのシンプルなお弁当。まなちゃんはいつものキャットフード。
途中でコンビニに寄って、冷たいドリンクと牛乳とアイスクリームを買おうと思う。
私は胸が小さいし、色気もないので、一つだけ持っているデニムのショートパンツと半袖のカットソー。あまり服装を気にしない私にしてみれば、精一杯のオシャレ。
メイクはファンデーションだけ。
メガネは……幸運の赤メガネをチョイス。髪型も昨日と同じ。帽子は被らない。あの人が私だと気づくように。
今日は欠席します。急に用事ができまして。
のんびり会会長、明子おばさんにメールで連絡。
副会長の私が欠席するのは、五年ぶりくらい。
「まなちゃん、そろそろお散歩に行こうか」
「にゃあ」
もしかしたら、あの人は、土曜日も仕事かもしれない。駅の周辺にいるかもしれない。
あの人に会えるように、昨日と同じ時間に出発。
「にゃあ」
まなちゃんが何て言ったのかはわからないけど、独自の判断で、お散歩に行くことに決定。
朝ご飯をしっかり食べて、今日は珍しくお弁当を作ってみた。
玉子焼きと明太パスタだけのシンプルなお弁当。まなちゃんはいつものキャットフード。
途中でコンビニに寄って、冷たいドリンクと牛乳とアイスクリームを買おうと思う。
私は胸が小さいし、色気もないので、一つだけ持っているデニムのショートパンツと半袖のカットソー。あまり服装を気にしない私にしてみれば、精一杯のオシャレ。
メイクはファンデーションだけ。
メガネは……幸運の赤メガネをチョイス。髪型も昨日と同じ。帽子は被らない。あの人が私だと気づくように。
今日は欠席します。急に用事ができまして。
のんびり会会長、明子おばさんにメールで連絡。
副会長の私が欠席するのは、五年ぶりくらい。
「まなちゃん、そろそろお散歩に行こうか」
「にゃあ」
もしかしたら、あの人は、土曜日も仕事かもしれない。駅の周辺にいるかもしれない。
あの人に会えるように、昨日と同じ時間に出発。