苦く 甘い香りのふところ
数日後 咲人
「はぁーっあ、」
イライラしながらも、家のドアを開けた、あいつと、ヨーグルト女と、言い合って、数日経っても、イライラが消えない、それはあいつに対するイライラではなく、自分がバカすぎて、イライラするんだ。全部、あいつのいう通りだ。俺は、族から足を洗おうと何度決意したことか。でも、どうしても、やめられない
ガチャ
「あら、咲人、久しぶりね」
「さきとくん、お邪魔してます」
「浩子、琴美、なにしに来たんだよ」
「なにって、今日、命日でしょ、さとるくんの、忘れたとか言わないでよ」
「あー、そうか」
「じゃーお姉ちゃん、私、お参りもしたし、先帰るね。さきとくん、お邪魔しました」
「あー、サンキューな」