苦く 甘い香りのふところ

2年後の君

あれから2年がたった。私たちは一度とも会うことがなかった。しかし、事は突然きた
それは、たこと喫茶店でお茶をしていた時だった

「あ、拓海からだ、」
「いいよ、出な」
「もしもし、拓海？どうしたの？…………………え、嘘でしょ、、あ、今、あんと一緒。
そんな、咲人くんが……うん、わかった。すぐ行く」

「どうした、たこ」
「咲人くんが……警察に捕まったって」

「え、嘘でしょ」
「私も疑ってる、詳しい事はきてくら言うからって、あん、一緒に行こ」
「私も行くの？」
「当たり前でしょ、あんた、咲人くんに助けてもらっといて、音沙汰なしだなんて、恩返すチャンスじゃないの」

「そうだけど」
「ほら行くよ」
「あ、ちょ」