甘い白鳥
俺と菜々はブランコに揺られている。


「ねぇ・・・健太?


 別れ話。。トカだったら聞かないよ?」


『ばっか、んなわけねぇだろ』


「じゃぁ何?」


『ん~・俺転校すっかも。』


「そっか転校・・・


 えぇぇぇぇぇぇ!!??


 転校?どこに??いつ??」


『プ。。


 今すぐってわけじゃねぇし・


 それに俺は行かねぇかもしんないし・』


「え??どぉゆぅ意味?」


少し涙が目にたまってきてる菜々・


早いって。鼻声だぞ・・


『親父の転勤・


 俺は行きたくねぇし』


「え?・それでどこに?」
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