愛してるって意味
第1章
私は天井を見上げていた。
また今日も忙しい1日が始まる。


私の1日は朝風呂から始まる。
眠っている身体をたたき起こしてくれるからだ。
そして、朝食を済ませ仕事へ向かう。


私は大手出版社で漫画の編集をしている。
ゲラを確認し、修正を書き入れ、作家とのコミュニケーションを取り、いい作品を世に出す。
校了の日には帰れないことも多々あるが、私はこの仕事が好きだ。


だが私も25歳。
仕事だらけの生活の中、恋愛もしてきたが私の心を満たしてくれる恋愛はしたことない。


そんなアラサー前の独身女子。

そして今年も独り身が寂しいクリスマスがやって来た。
< 1 / 4 >

この作品をシェア

pagetop