White Rose
episode.2

何だかいい臭いが鼻をくすぐる。


ゆっくりと目を覚ますと

私はソファに寝かされて居たようで、

腰周りにはタオルケットが掛けられていた。


「あ、目が覚めたかしら?」


木のトレーを持ったハクさんが優しく微笑んでいた。

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