一輪の花を君に。

「とにかく、5人でちゃんと話し合って決めたことなら、私は反対しない。」




「でも、話では美空は…」




「七瀬先生、その話は後に。美空、後で私と七瀬の3人でちゃんと話し合おう？」





「はい。」





「じゃあ、私達はみんなが暮らせそうな家を探して、色んな情報集めてくるからそれから皆で考えて選んでね。



私からの話は以上だけど、何かある？……何もないようだからこれで終わりにするね。これから、外に行きたい人はちゃんと紙に書いてね。門限は、8時までだけどあまり遅くならないでね。」




「千鶴先生、私浜辺に行っていいですか？」





「いいよ、七瀬先生！美空が、外に出たみたいなので美空のことよろしくお願いします。」





「はい。美空、私の部屋に行ってて。」




「はい。」