一輪の花を君に。
#9
ーside美空ー
それから、私たちの引越しが終わった。
理人「なあ、引越し祝いでパーティーしないか?」
翔太「いいね!美空は今日、バイトはない?」
美空「ないよ。」
大翔「それなら、引越し祝いやろうか!」
私達は、新しい家に来てからこんな感じで、皆テンションが上がりっぱなしだった。
すると、私の携帯に1本のメールがはいった。
そのメールは、中森先生からだった。
「ふふ。」
私は、思わず笑ってしまった。
香音「何?中森先生から?」
香音は、私の携帯画面を覗き込むと、香音も吹き出していた。
香音「相変わらず、中森先生は美空のこと心配で仕方ないんだね。」
中森先生からは、引越しが嬉しくても、はしゃぎすぎないことという注意だった。
香音「美空、色々買出しに行く?」
大翔「2人で行くなら、俺も行こうか?重いもの持つのは辛いだろ?」
美空「大丈夫。香音、行こう?」
香音「うん。大翔、美空のことは私に任せて。今日はたこ焼きパーティーする?」
翔太「お!それいいねー!」
理人「ロシアンたこ焼きやるから、なにか面白そうな具材も買ってきてよ。」
ロシアンたこ焼きって…。
大体は、辛子とか入ってるよね?
理人「辛いのじゃなくて、甘いのにしてね。」
理人は、私の頭に手を置いてそう言った。
辛いものだと、気管の刺激となって咳が止まらなくなる。
美空「激甘のやつ買っておくね。」
大翔「こら、美空。そんな無理しないの。」
香音「大翔?美空の限界を、決めたらダメだよ。」
大翔「それは分かってるけど、心配なんだよ。ただでさえ、美空は辛くても何も言わないだろう?」
美空「心配しすぎ。
大翔、心配してくれるのは嬉しいけど、私はもう無理はしないから。何かあったら、すぐに中森先生にも連絡する。
中森先生と約束したから。」
私は、心配そうに見つめる大翔に安心してもらいたくてそう言葉にしていた。
私はもう、1人じゃない。
みんながいる。
そう思うと、私はいつでも元気になれる。
美空「香音、行こうか。」
香音「うん!」
香音の手をとり、私は扉を開け外に出た。
それから、私たちの引越しが終わった。
理人「なあ、引越し祝いでパーティーしないか?」
翔太「いいね!美空は今日、バイトはない?」
美空「ないよ。」
大翔「それなら、引越し祝いやろうか!」
私達は、新しい家に来てからこんな感じで、皆テンションが上がりっぱなしだった。
すると、私の携帯に1本のメールがはいった。
そのメールは、中森先生からだった。
「ふふ。」
私は、思わず笑ってしまった。
香音「何?中森先生から?」
香音は、私の携帯画面を覗き込むと、香音も吹き出していた。
香音「相変わらず、中森先生は美空のこと心配で仕方ないんだね。」
中森先生からは、引越しが嬉しくても、はしゃぎすぎないことという注意だった。
香音「美空、色々買出しに行く?」
大翔「2人で行くなら、俺も行こうか?重いもの持つのは辛いだろ?」
美空「大丈夫。香音、行こう?」
香音「うん。大翔、美空のことは私に任せて。今日はたこ焼きパーティーする?」
翔太「お!それいいねー!」
理人「ロシアンたこ焼きやるから、なにか面白そうな具材も買ってきてよ。」
ロシアンたこ焼きって…。
大体は、辛子とか入ってるよね?
理人「辛いのじゃなくて、甘いのにしてね。」
理人は、私の頭に手を置いてそう言った。
辛いものだと、気管の刺激となって咳が止まらなくなる。
美空「激甘のやつ買っておくね。」
大翔「こら、美空。そんな無理しないの。」
香音「大翔?美空の限界を、決めたらダメだよ。」
大翔「それは分かってるけど、心配なんだよ。ただでさえ、美空は辛くても何も言わないだろう?」
美空「心配しすぎ。
大翔、心配してくれるのは嬉しいけど、私はもう無理はしないから。何かあったら、すぐに中森先生にも連絡する。
中森先生と約束したから。」
私は、心配そうに見つめる大翔に安心してもらいたくてそう言葉にしていた。
私はもう、1人じゃない。
みんながいる。
そう思うと、私はいつでも元気になれる。
美空「香音、行こうか。」
香音「うん!」
香音の手をとり、私は扉を開け外に出た。